医局

博愛病院の医局を紹介します。管理棟3階の一画に医局があります。医局員は理事長、院長含め、総勢9名が常勤としています。精神科医は8名、内科医は1名です。先生方は、統合失調症・気分障がいのみならず、各種神経症や老年精神医学、アルコール依存症、リエゾン精神医学、臨床精神薬理学、心身医学、内科全般などの各領域でのスペシャリストであり、各々の特性を生かした治療を提供されております。今後は摂食障がい・発達障がいといった分野にも幅広く手掛けていきたいと個人的には考えております。医局内は比較的静かな環境で、集中しやすい雰囲気だと感じます。精神科や内科に関する図書も充実しており、困難な症例に遭遇した際には文献を調べつつ診療にも生かし、最先端の医療を提供できるよう日頃から心掛けています。割とオープンなスペースなので、時々症例についての相談もしつつ、病院としての取り組みについて話し合うこともあります。今後、勉強会や症例検討会も定期的にもうけ、活発にディスカッションしていきたいと思いますので、その際には職種に関係なくぜひご参加ください。何か用事がある際には気軽に立ち寄っていただけると嬉しいです。これからもよろしくお願いします。

看護部・外来・CS

外来患者さんは、統合失調症や気分障がい・うつ病・発達障がい・適応障がいと多様化し、身体合併症を併発している患者さんもおり、精神のみならず身体管理観察も重要となっています。患者の状態を常に見守り、小さな変化も見逃さないよう、また、うまく表現できない患者さんと医師との懸け橋となれるよう努力している所です。私達外来看護師は、人権を尊重し、プライバシーには十分配慮した対応を心がけ、他職種と連携し患者さんが安心して地域で過ごすことが出来るよう支援していきたいと考えます。

A病棟

A病棟は精神科急性期病棟です。主に外来患者さんや新患の入院、救急担当日の対応、時間内外に関わらず精神科医療の必要な方の受け入れを行っています。入院時から医師、看護スタッフ、ケースワーカーがカンファレンスや朝のミーティングで常に患者さんの対応や治療について話し合い、よりよい医療を提供できるよう努力しています。また3ヶ月以内での退院を目指し、早期から多職種で話し合い、退院後も安定した生活が送れるよう努めています。

B病棟

精神科療養病棟で、長期入院患者さんを中心に、生活指導を行っています。近年の精神科医療は大きく変貌しつつあり、退院促進や薬剤の単剤化等すすめられています。当病棟も、時代の波に乗り、退院促進では10数年入院していた人が退院していく姿に喜びを感じています。慢性期で自立度も様々な患者さんに対し、コメディカルも含めた、チーム医療を行い、幅広い支援と質の良いケアを提供できるように、日々取り組んでいます。

C病棟

6階C病棟は、急性期病棟での治療を終え、社会復帰を目指す患者さんの支援や、長期療養者の在宅への退院支援を行う病棟です。

長期療養の高齢者の方も多く、退院に向けての家族内の調整や、長期入院になり退院に向けて不安を感じている方々に寄り添い、問題をひとつひとつをクリアにしながら安心して退院できるようサポートしています。

病棟スタッフは、年齢層も幅広く考え方も様々ですが、病棟医を中心に何でも言い合えるアットホーム的な雰囲気で業務を行っています。

Ⅰ病棟

私たちⅠ病棟は、1階医療療養型病棟(20床)と2階介護療養型病棟(40床)を合わせた60床からなる病棟です。働く職員は、医師、理学療法士、ケアマネジャー、保清、歯科衛生士、クラークが各1名、看護師17名及び介護職員16名の合計39名が在籍しています。これは、当法人の中で1番の職員数であります。療養型病床の特徴として、急性期病院での治療を終え、病状が安定しているが、在宅や介護施設等に戻ることが出来ない患者さんが療養型病棟に入院となっています。今後、国の政策により療養病床(介護療養病床の削減)の行方は分かりませんが、ここで入院する患者さんの日々を支え、生活を援助・ケアしていけることに感謝し、患者さんが安心して療養生活を送れるよう、明るく元気に頑張っている病棟です!

OT室

園芸活動では、作物の栽培から収穫・調理をメンバー間で体験を共有したり、院内カフェ(就労前活動)では、地域参加するきっかけ作りを行い外出したりと楽しみながら取り組んでいます。

薬局

薬局は、現在薬剤師4名、助手1名です。地域医療を担う病院薬局として、入院患者さんの薬を調剤しています。患者さんに良い医療を提供するために、医師、看護師や医事課など他の職種のスタッフと連携してより安全な薬を服用して頂けるように、日々努力しています。昔は大奥と呼ばれていた時代があったようですが、今は開かれた明るいスペースになっていると思います。

臨床検査室

臨床検査室は、患者さんの心電図検査・脳波検査や患者さんから採取した尿・血液を検査しています。また、インフルエンザやノロなどのウィルス感染、細菌感染(グラム染色)に関する検査も実施しています。

レントゲン室

レントゲン室では、CR(computed radiography)装置にて、画像処理を行う一般単純撮影(胸部、腹部、骨、etc.)と4列の検出器を備えたマルチスライスヘリカルCT(computed tomography)でCT検査を行っています。

心理室

心の問題は様々な形で現れ、その解決方法も多岐にわたります。一人一人にあった方法を見つけるため、私たちは心理検査やカウンセリングを通して患者さんの困り事に耳を傾け、性格や特性、症状をもたらす心のパターンを丁寧にアセスメントします。さらに患者さんが自発的に問題へ取り組んでいけるよう一緒にアプローチしていきます。少しでも多くの方々の問題解決に役立つことができるよう、日々研磨を積んでおります。

栄養室

栄養室は、管理栄養士2名と少数の部署ですが、多職種と連携しながら患者さんをはじめとしたご利用のみなさま一人一人に合わせた栄養管理を行い、日清医療食品(給食業務委託)協力のもと、状態に応じた食事を提供しています。食事に関するご相談がありましたら、気軽にお声掛けください(**)/

地域医療連携室・訪問看護

~患者さんの気持ちによりそった支援をめざして~

当院と地域の医療・保健福祉機関をつなぐ窓口として、平成28年4月に「地域医療連携室」と名称を新たにスタートしています。医療福祉の相談援助部門と訪問看護部門があり、医師・精神保健福祉士・看護師と多職種で構成されており、「相談業務」、「院内外との連携・調整」、「地域生活の支援」を中心とした業務を行っています。医療福祉の相談部門では、受診・入院相談をはじめ、患者さんやご家族が安心して治療が受けられるよう、また、できるだけ早く退院や社会復帰ができるよう保護・医療・福祉関係の行政機関や民間施設等との連携をしながら様々な相談に対応しています。

訪問看護部門では、看護師・精神保健福祉士がご自宅に伺って、利用者ご本人やご家族に対して日常生活の中で起こるさまざまな問題などを共に考え、通院治療を続けていくことが出来る要支援を行っています。今後も患者さんを中心に考え、地域の関係機関と連携を深め、患者さんが適切に医療や福祉支援サービスとつながり、望む支援が受けられるよう、スピーディーに対応できる地域医療連携室をめざし努力してまいります。

精神科デイケア

精神科デイケアは多職種で構成され、地域で生活する利用者の訓練や支援を行う施設です。私たちは職員其々の専門性を活かし、病院退院後や外来通院を続ける中で、症状が残りつつも地域で生活をすることに困難を感じている方と地域生活を維持できる方法を共に考えます。また、自身の目標に向かってステップアップを望む方と体験を積み重ね自信に繋がる関わりを行うなど、今後も参加を通じ利用者一人一人の目標に沿った関わりを目指します。

相談支援事業所はくあい・ユートピア・はくあいの園

グループホームはくあいの園・有料老人ホームユートピア・相談支援事業所はくあいは、医療法人フェニックスの地域生活支援事業を担う部署となっています。

「はくあいの園」は最長2年の共同生活を行い、地域生活に向けての自信やイメージをつける場所として利用してもらっています。「ユートピア」は自立したシルバー世代の方にご利用いただいている住宅提供型の有料老人ホームとなっています。利用中に要介護となったりした際は支援者も一緒に今後の相談を行って安心した日常生活となるように支援します。「相談支援事業所はくあい」は地元南風原町及び近隣市町村の精神・知的障がいを抱えている方が自分らしい生活を行うために相談出来る場所となっています。また福祉サービスを受けて就労訓練に通ったり・ヘルパーを利用するための相談や計画をする場所としてH28年6月より開所しています

グループホームオアシス

オアシスは、少人数の認知症のお年寄りが、介護スタッフと共に地域の中で自立的な共同生活を行う地域密着型サービス事業の介護施設です。介護スタッフは、個々の人間関係を重視し、なじみの関係をつくり、家庭的環境の下で心のゆとりを大切に入浴・排泄・食事等の介護、その他日常生活を営むことができるよう支援しています。個性的で明るいスタッフが利用者と楽しみながらサービスを提供しています。「ちゅいしぃーじしぃーじ」(お互いに助け合う)を目標に、お互いを守り、支え合える温かい「心のオアシス」を目指しています。

デイサービスはくあい

デイサービスはくあいでは①楽しい毎日②温かい触れ合い③明るい活動④元気な未来⑤安心とがんじゅーと生きがいをいついつまでもをモットーに要介護認定を受けた利用者様がデイサービスに通い食事や入浴などの日常生活上の支援や生活機能向上のための機能訓練、レク活動、季節行事等様々なサービスを日帰りで提供しています。個性豊かなスタッフが一丸となり笑顔の溢れるはくあいの杜にて利用者様が住み慣れた地域でいつまでも幸せに暮らしていけるようこれからも家族の一員となり個々のニーズに合わせた寄り添う介護を心掛けて支援を続けていきたいと思います。

法人事務局(総務・経理、医事)

≪総務・経理≫

総務の仕事としては、各職種の採用活動や人事労務、経理業務、給与計算、施設基準の取得や各種届出関連のお仕事をはじめ、消耗品の管理・払出し等多岐にわたり業務を行っております。

これからも当法人における、多種多様な職種の職員がより働きやすく出来るよう、他部署の協力の下常に法人の発展に貢献していきたいと考えております。

≪医事≫

医事課は、接客及び診療・介護報酬請求事務を基本業務としています。Dr及び各部署の協力のおかげで、スムーズな業務を行うことができることを感謝します。マスクの裏側は溢れんばかりの笑顔ですが、レセプトのチェック時期には、眉間にシワを寄せることもあります。温かく見守って頂き、今後とも宜しくお願いします。

法人事務局(施設、売店)

≪売店≫

当店は、共済会の売店として小規模ながらも皆様に親しんでもらっております。しかし、当店は多様な商品を陳列できるほどの広さがないので、品数も思う様には揃えられず、利用者の要望に応える事が出来ないのは残念です。その代り、商品は出来るだけカロリーの低いものと、添加物の少ない品を仕入れ、提供できる様にしております。また、患者さんには限られた金額での買入なので、無駄のない様にとすべての商品をバラ売りにして喜んで頂いております。

≪施設≫

安全・安心・快適を心掛け、日常発生する様々なトラブル・故障修理等の対応業務に日々頑張って取り組んでいます。


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