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院長コラム(大人のASDについて)

「コミュニケーションが苦手」「人間関係がつくれない」「天然キャラといじられる」など、日常生活や職場でお困りになることはありませんか? 最近はテレビやインターネットなどで発達障がいに関する情報が広まり、「自分もそうかも」と相談に来られる方が増えています。発達障がいは自閉スペクトラム障がい(ASD)や注意欠陥多動性障がい(ADHD)、学習障がい(LD)などいくつかのタイプがありますが、今回はその中でも、アスペルガー症候群、広汎性発達障がいなどを含む自閉スペクトラム障がい(ASD)についてお話しします。

ASDとは

空気を読むのが苦手、相手の意図をくみ取ることが困難、一つのことにこだわり過ぎる、などが特徴です。一方で得意な分野では非凡な能力を発揮し、学問、芸術、スポーツなどさまざまな分野で活躍される方も多くいらっしゃいます。

これらの特性は生来のもので、これまでは学童期に診断されることが一般的でした。しかし近年、幼少時はご本人の努力や高い能力、周囲の人の配慮で、何となく生きづらさを感じながらも過ごせていたのが、成長して社会に出て、複雑な状況での判断やコミュニケーションを求められる中で行き詰まり、さまざまな精神症状(不眠、抑うつ、不安、緊張等)で初めて精神科を受診し「成人ASD」の診断となる場合が増え注目されています。

ASDの診断は生育歴や心理検査、ご両親からの情報など、総合的に判断します。治療は、合併する精神症状への対症療法も行いながら、何より自身の特性に対する理解を深め、困り事への対処法を獲得するといった行動療法が主となります。行動療法は個別のカウンセリングも有効ですが、同じ特性を持つ方同士で集まり、安心感を持ちながらスキルトレーニングを行う集団療法もより効果的です。

なかなか自分でもわかりづらいと思いますが、前述の特性があったり、周囲とのずれを感じやすかったりする場合には、気軽にご相談いただければと思います。

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自立支援医療(精神通院)について

精神疾患は、ゆっくりと少しずつ改善していく疾患が多く、そのため治療は長期にわたる通院が必要になることがあります。しかし、そうなると医療費(受診料や薬代等の支払い)が大きな負担となり、その負担がストレスとなってしまい、精神状態がかえって悪化してしまうこともあります。
このような経済的負担の問題から、負担を軽減し継続して適切な治療を安心して受けられるための制度が「自立支援医療(精神通院)」制度です。
※指定した病院又は診療所で入院しないで行われる医療(外来、外来での投薬、デイケア、訪問看護等)が対象となります。(指定できる医療機関は1ヵ所)